8000種以上栽培されているバラ。その起源はモロッコ、フランス、トルコにあります。南フランスの「グラース地方」では、バラは特別な花の1つで、香水の都として知られるこの地には、16世紀に初めてバラの蒸留所が誕生して以来、バラに愛情を注いできた歴史があります。古代エジプトでは、バラは何にでも効く治療薬と考えられていました。バラは、冷却作用があることから、何世紀にもわたり、それぞれの文化の中で、目の病気の治療や、熱く燃えるような乾癬の症状、皮膚や粘膜の炎症を抑える薬として珍重されてきました。現在も、バラは、薬としてお茶に使用されたり、美容分野で浴用剤や香水に使用されたりしています。また、食品業界では、ローズオイルも、ジャムやケーキ、お酢の特別な材料として知られています。
INCI名
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