スカンジナビア、シベリア、アラスカといった周北地域の泥炭地や湿地に生育する匍匐性キイチゴ、クラウドベリー(フィンランド語でLakka)。その果実は完熟すると金色になり、豊かな風味をかもし出します。クラウドベリーは、収穫期が限られているうえに容易に近づける場所に生えていないため、世界的にも特に貴重で高価なベリーとなっています。氷河期残存種と見なされているクラウドベリーは、-40℃の寒さにも耐えることができ、風から身を守るのに適した匍匐性の形状を帯びています。そして、周北地域の短い夏の間に開花し結実します。
INCI名
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